Logix:インパルスの分割
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LogiXの連鎖が複数のインパルスノードで構成されている場合、これらのノードは通常、同じ内部コンテキスト内で順番に実行されます。
例えば、次の画像では、3つの書き込みが順番に発生するようになっています。
しかし、インパルス連鎖を複数のチェーンに分割するノードもあり、この場合、新しい連鎖は異なるコンテキストで発生します。その最たるものがSequenceノードで、インパルス連鎖を任意の数の他の連鎖に分割します。
分割の効果
分割が発生した場合、その分割周辺で使用されているノードによって、以下のようなことが起こる可能性があります。
- 一時的/過渡的な値は、分割後に使用できなくなる 例.
- Dynamic Impulse with Valueノードから出力される値
- HTTPまたはWeb Socketノードから出力される値
- Duplicate Slotノードから出力されるSlot
- 変更または更新される値は、予想と異なる場合があります。
- Forループノードのiteration値
- Tやユーザーの位置情報など、時間の経過とともに変化する値
分割の原因となるノード
以下は、分割を引き起こすノードのリストです。
- Sequence
- Delay / Delay with Value
- Updates Delay / Updates Delay with Value
- For / While
- Pulse Random
他にもあるかもしれないので、見つけたらこのリストを更新してください
分割に伴う問題を軽減する
分割後に変更される値や項目を使用する必要がある場合、以下の方法があります。
- Update Delay with ValueまたはDelay with valueを使用して、Delayを通して値を保持する。
- Value Register/Storage ノードを使用して、値を永続化する。